清水港観光情報サイト【清水港は鬼より怖い】

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“清水港は鬼より怖い”

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清水港を知るなら船と流通の歴史を学ぶ『フェルケール博物館』へ!

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清水港の擬人化ご当地キャラクター七海波音ですっ⚓️
私の愛する!というか私自身!
そんな清水港をもっと知ってもらいたい!🐟
今までの記事でも色々な角度から紹介してきましたが
歴史や機能を更に詳しく紹介すると長くなりすぎちゃうっ😹
私もそこまで書くのはなかなか大変ですし?というわけで
一度皆様には清水港にバッチリ詳しくなっていただける
フェルケール博物館へ是非どうぞっ!😺
勉強の施設ってお堅そう〜と思われちゃいけないので
この記事で楽しさをしっかり紹介して
清水港を学びに行っていただきたいと思いますっ!😻

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清水港の歴史と船の博物館

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入口

フェルケール博物館は清水区港町にある観光向け博物館ですっ!
レンガで建造された港らしく建物的にもカッコいい施設ですねっ!😻

入館料は大人400円、中高生300円、小学生200円ですが

土曜日とこどもの日・海の日は小中学生無料招待みたいっ!🐟💕

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フェルケール博物館について

昭和53年に建てられた際はもっとお硬い雰囲気で

海事資料をまとめる資料館だったらしいですっ😺

その後観光施設として今のフェルケール博物館になったみたいっ

フェルケールはドイツ語で交通を意味するそうですっ!🐟🚥🐟

おみやげコーナーあります

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おみやげコーナー

最後に紹介すればよかったけど入口にあるので先にっ😹

開催中の企画展の資料やオリジナルの文具・ポストカードっ

展示や清水に纏わる絵本も並んでいましたっ

棚に並んだ変わった置物は売ってるのかな...っ?🐱

展示室1『清水港の歴史』

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清水港の資料がずらっと

最初の展示室が私のおすすめしたい清水港の歴史が詰まったお部屋っ!

壁のパネルや模型展示でわかりやすく清水港の歴史を学べますっ!😻

歴史紹介パネル

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清水港のあゆみ

清水港の歴史をまとめた年表(是非現地でじっくり読んでね!)から、

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分野ごとのまとめ

時代や清水港の機能ごとのわかりやすい紹介パネルが並んでいますっ😺

一枚目のこちらの資料は『開港場までの清水港』

巴川に接した川湊だった頃の清水港と、埋め立てや地震で変わりゆく

清水港の地形の変遷が紹介されていますっ!🐟💕

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廻船問屋の歴史

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廻船問屋のしごと

こちらは港を語る上で重要な廻船問屋についての紹介と歴史のパネルっ!

廻船問屋というのは今で言う回漕店っ

船に纏わるあらゆる仕事を請け負っていましたっ

清水港では商売を許可される代わりに護衛や船の取締まりを

幕府から命じられていたみたいっ😺

詳しいお仕事の内容も、もう一枚のパネルで紹介されていますっ!🐟🐟🐟

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波止場へ

それまで川湊だった清水港から今の清水港へ繋がる

波止場の成り立ちがまとめられていますっ

清水の人だと馴染み深い会社の創始者の名前が結構出てきたっ😹

エスパルス通りが波止場通りって名前だったの初めて知った!😻

ある意味ここからが清水港の始まりなので最重要な歴史ですよっ!

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清水港の発展

国の重要な貿易港に指定され、茶の輸出一位へ!

まさに現在のお茶の町清水に繋がる発展の歴史っ😺

二段階の港の進化と現在も残るテルファーの役割など

だんだん港の形が現在へ近づいていきますっ!🐟🐟🐟

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近代〜現代の港

昭和から平成にかけて新しい貿易が進められていった

現在の清水港へ至る歴史紹介ですっ!😺

戦前からツナ缶製造、コンテナ船、重要貿易港など

今清水が誇る港湾・商業の始まりを紹介!😻

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現在の清水港

観光・貿易の両方から世界とつながる港になった現在の清水港の

機能や活動の紹介ですっ!😻

パネルが作られたのが2015年頃みたいなので少し古いですが

今の清水港がどんな機能を持っているのか簡単に紹介されていますっ🐟💕

清水港のジオラマ・模型

サイズの小さい読めないパネル画像ばっかりですみませんっ😹

ここからは展示室1のジオラマと模型の紹介っ

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清水港のジオラマ

展示室1の真ん中にある地球儀みたいなジオラマですねっ

清水港の建物が細かく再現されていますっ

海上には航路も引かれ、普段の清水港の様子が垣間見えますっ😻

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ちきゅう

最近追加されたのか、きれいな地球深部探査船『ちきゅう』のミニチュアが目立ってました😹

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戦艦長門

年表の隣には戦艦長門の模型と清水港に入ってきた長門の絵画がっ😺

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神奈川丸

こちらは神奈川丸ですっ 清水港から初めてお茶の輸出を行った

清水の貿易史の中でとっても重要なお船ですねっ!😻

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大宝丸

大宝丸、19世紀末に清水港で活躍した西洋型の帆船ですっ!😻

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コンテナターミナル

興津埠頭のコンテナターミナルのジオラマ?再現模型もありますっ

ガントリークレーンが実際に使われている光景ってあまり見ないので

模型での再現からイメージできていい感じっ🐟💕

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タンカーレオニダス

1953年に清水で作られた、当時の清水港最大のお船だそうですっ!😺

展示室2『港湾の仕事』

蝋人形とお仕事道具

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お仕事蝋人形

というわけで展示室1は読む資料が多かったですが、展示室2は見る資料っ

お仕事の様子を実際に使われていた道具展示で紹介していますっ!🐱

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手鉤

こちらは貿易の荷詰めに使用されていた様々な手鉤っ

ほとんど形同じような気がしますが用途によって細かく分けられていますっ😹

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麻袋ともっこ

主にお茶と海産物を詰めていた麻袋とそれを船に積むための下の装置は

『もっこ』『雑貨用もっこ』などと呼ばれていたそうですっ🐟

大事な道具だけどなんだか可愛い名前っ😹

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作業服

特に説明はありませんでしたが、壁には港湾で

はたらく人の作業服が飾られていましたっ😺

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荷物運び

もうひとりイケメン蝋人形っ😹

後ろの写真は今のドリームプラザの辺りで

船に荷物を届けるために運んでいる様子らしいですっ🐟🐟🐟

蘭字と茶箱

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蘭字と茶箱

日本的なデザインに英語が書かれたラベルは『蘭字』と呼ばれていたみたいっ😺

四角い茶箱に貼って輸出されていましたっ

このデザインが当時かなり海外でウケがよかったみたいで

日本がお茶の国として広まっていったそうですっ😻

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沢山のデザインが紹介されています

港のジオラマ

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昭和初期の日の出埠頭

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貨物船への荷役

昭和初期の日の出埠頭で貨物船から荷物を運び出す様子のジオラマですっ

近代なので船も立派っ!港機能な重要な部分だけを再現していますが

なんとなく雰囲気が伝わってきますっ!😺

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テルファー

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テルファーのジオラマ

このブログでも何度か紹介したような写真だけ貼ったような

ドリームプラザの裏に現在も遺されているテルファークレーンですっ

簡単な説明と図面、ジオラマが並んでいますっ🐟💕

テルファークレーンの導入により

船から鉄道への積み込み時間を1/30以下まで短縮されたそうですよっ!😻

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清水港線

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清水港線のジオラマ

テルファーと合わせて流通にも利用されていた

清水を通っていた国鉄清水港線の紹介・使われていた道具展示もっ!😻

巴川下流、現在の羽衣橋の先に合った可動橋と

巴川口駅を再現した清水港線のジオラマも展示されていますっ!🐟🐟🐟

二階へ上がれます

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上へ上がれます

展示室2の階段から、展示室1の奥二階に見えていた部分へ上がれますっ

カッコいい船乗りさんはこっちから顔が見えませんっ😹

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ドラとタイムベル

船の大事な機能、ドラとタイムベルが鳴らせる体験展示もありましたっ😻

2つ在るので曲が奏でられるかもっ?😹

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缶詰記念館

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缶詰記念館へ

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缶詰記念館

展示室2の扉から外に出ることができ、その先は缶詰記念館っ!😺

清水で最初の缶詰メーカーである清水食品株式会社(現SSKフーズ)の

創業当時の本社を移転して補修した、いわば清水の缶詰文化発祥の建物っ!😻

この建物自体がかなり価値あるものですねっ

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古い缶詰ずらり

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資料もずらり

記念館の中にはもちろん入ることが出来ますっ

清水食品株式会社が製造した缶詰が並んでいたり、

年表や資料・製造について紹介があったりと

缶詰記念館の名の通りの展示ですねっ😺

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製造装置の模型

缶詰の製造ラインの模型、なかなか複雑な形ですが遊園地みたいで楽しそうっ😹

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色々な缶詰

見慣れたツナ缶やフルーツ缶サイズ意外にも様々な大きさ、

形の缶詰が開発されていたみたいですっ

この全部が流通したわけでは無いみたいですけどねっ🐟🐟🐟

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色々なラベル

缶詰製造に使われた道具とともに、様々な時代のラベルがっ

ツナ缶も何種類もラベルがありますっ

当時から色々なツナ缶を販売してたのか、時代によってデザインを変えたのか

どれもワクワクするパッケージですねっ今のはシンプルすぎる気がするっ😹

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缶詰印刷の仕組み

現在の表面に直接印刷されてる缶詰の印字前の用紙っ!😺

上の部分と横の部分一気に印刷しちゃうんですねっ

ここに来なきゃ一生見る機会のなかった展示だと思いますっ😹

その他の展示室など

展示室2に戻って展示室3へ向かいますが

途中にいくつか展示スポットがあるので先に紹介しますっ😺

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図書スペース

清水や港湾の資料がずらっと並ぶ図書スペースっ

難しい本が多いけど小学生向けの清水の歴史本もあるのでっ😹

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市民展示スペース

展示室3への廊下は市民の作家さんのギャラリーになっていますっ

期間ごとに個展の形で展示されていますが

なかなか癖のある作家揃いな気がするっ😹

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田宮千穂ギャラリー

清水出身のジュウリー作家田宮千穂さんのギャラリー!

こちらは期間などはなく、フェルケール博物館

オープン当時から公開されていますっ😺

展示室3 和船

色々な和船の模型

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展示室3

最後は和船の展示っ!

港と船の博物館なのでこちらは船要素の方ですっ🐟💕

静岡と関係深い船が揃っていますが

現代の清水港とはそんなに関係ないかなっ😹

縮尺モデルの大きめの船模型が並んでいますっ

それぞれの船には用途が決まっているようで詳しく説明が載っていますよっ😻

一番手前の船は『菱垣廻船』大阪と江戸を結んだ貨物船

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樽廻船

関西のお酒を江戸に運んだ船だそうですっ😺

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和洋折衷船

日本式が遭難の頻度が多くなった折に西洋式を取り入れた

日本と西洋のスタイルを合体させた船っ そう聞くとなんだかカッコいい😹

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安宅船

16世紀後半の大型軍船だそうですっ😺

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海御座船

漆塗りの豪華な御座付きの和船っ😻

大名行列にも使われていたみたいっ

こちらは葵の家紋が付いた徳川将軍家御用達の海御座船ですっ🐟💕

船を作る道具

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船を作る道具

ノミや鉋の種類も多く、展示室2の積み込み道具と同じくらい違いがわからないっ😹

大きなのこぎりはちょっと怖いかもっ

これで和船が作られていたわけですねっ!😺

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弁財船の作り方

弁財船の製造工程もパネルで紹介されていましたっ!😻

二階はイベント展示室

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階段の下に大きな錨が

フェルケール博物館は二階建てで常設展示は一階のみになりますっ

二階は期間限定の特別展示・イベント展示ですっ!

基本的にイベントも常設展示見学料に含まれますが、

展示によっては追加料金が必要な場合もありますので

イベント情報をチェックしてくださいっ😺

残念ながら特別展示は撮影禁止っ!😹

 

最新イベントは公式ホームページをチェック!

www.suzuyo.co.jp

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アクセス情報

〒424-0943 静岡県静岡市清水区港町2丁目8−11

しずてつバス三保山手線 フェルケール博物館前下車 目の前

お問合せ先:054-352-8060

営業時間:9:30〜16:30

定休日:月曜日

ここに来れば清水港のことはバッチリ!是非一度まわってみてねっ😻